2009年9月8日から11日まで、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた「第68回東京インターナショナル・ギフト・ショー」に、姫路・西はりま地場産業センターのサポートで西播磨の地場産業を代表する4社が参加。バイヤーや通販関係者らに西播磨の地場産品の素晴らしさをアピールしました。
このギフト・ショーは34年の歴史を持ち、出展社数約2200社、新商品点数約300万点、総展示面積86410平方メートル(東京ドーム6個分)、来場者数約20万人を誇る日本最大規模のトレードショーで、姫路・西はりま地場産業センターの呼びかけで地元の企業が参加するのは初めてのことです。
その名も「NISHIHARIMAの調べ」と銘うった、赤と黒を基調にしたシックなブースに出展したのは、ゴルフクラブの東邦ゴルフ(市川町)とリンクス(姫路市)、マッチの大和産商(同)、瓦の光洋製瓦(同)の4社で、いずれも地場産業として長い歴史を持つ企業ばかり。
ギフト・ショーという目的に合わせ、スタイリング・フィッターとして著名な児玉千恵子先生の指導を仰いでブースの設営を行い、各社ともインテリア感覚を重視した商品を中心に出展。ゴルフファンにお馴染みのリンクスのゴルフセット、デコレーションを施したお洒落なアイアンヘッド、レトロ感ただよう各種のマッチ、いぶし瓦の素材を用いたプレートなどが注目を浴び、これら多彩なアイテムが西播磨の地場産品であることを初めて知り、その内容の豊かさに驚く来場者も少なくありませんでした。
各社とも出展の一番の目的は新たな販路の拡大と新商品開発に向けたマーケティングで、センスよく展示された商品に目を止め、「一体、何のブースだろう?」と立ち寄るバイヤーも多く、あちこちで質問を受けたり商談に発展する光景が見られました。
数字につながるような具体的な成果については今後を待たなければなりませんが、全国から訪れた来場者に西播磨の地場産業を力強く、幅広くPRできたことは間違いなく、参加した4社の関係者からも概ね好評をいただきました。
私ども姫路・西はりま地場産業センターでは、今後もギフト・ショーなど全国各地で開かれる見本市・トレードショーの情報収集に努め、西播磨の地場産品によりマッチしたものを選択。各企業に呼びかけて積極的に参加し、地場産品の販路開拓やPRのサポートに取り組んでまいりたいと考えています。
姫路・西はりま地場産業センター
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