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第3回 安富町(姫路市)のゆず
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vol.22 インタビュー 姫路城で花開く平成の菓子文化
vol.21 首長インタビュー 旧市町の特色を生かしながら市民が参画する市民主体のまちづくりを
vol.20 首長インタビュー 林業の再生を目指して『宍粟らしさ』が息づく街づくりへ
2012年発行
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第3回 安富町(姫路市)のゆず

定年退職を見据えた後継者づくり

 ゆずには鋭いトゲがあると聞くが、実際に葉の枚数だけトゲが生じるのだそうで、トゲの剪定も実に大変。剪定バサミで切るそうだが、うっかりしていると革の手袋をしていてもそれを突き破ってトゲが刺さり、その痛さは生半可ではないという。

 ほかにも、剪定や摘果作業が少しでもラクになるよう、できるだけ木が上ではなく横に伸びるようにする枝張作業も大変なようだが、「ウチの組合の場合、山の斜面とかじゃなく山あいの田んぼで栽培していますから、近くまで車で行けますし、その点は助かっています」と、横野さんは話す。

 現在の組合員の平均年齢は64、5才。ほとんどの人が会社を定年退職してからゆず栽培を始めた人だが、「定年退職後のゆず栽培」を見据えて後継者づくりに力を注いだのが前代表理事の志水さん。志水さんは「定年後にゆずを始めるんやったら、今のうちに植えかけとかんとアカンで」と、その人が退職する10年前からゆず栽培を始めるようアドバイスをして、地域の皆さんを勧誘。おかげでもっかのところ後継者不足の心配はないそうで、「志水さんがそういう先のことも考えて土台づくりをしてくれましたから、我々はそれをさらに発展させていくだけ。とにかく志水さんなしには、今日の安富のゆずはなかったと思います」と、横野さんは今は亡き志水さんの功績をたたえてやまない。

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