地場産業紹介
工業用革手袋
高い品質を誇る姫路・西はりまの工業用手袋
姫路・西はりま地区では、古くから気候風土や水質などの条件が皮革一次産業(製革業)に適しており、永年にわたって盛んに生産されてきた。
また戦時中、地域に有力な武具製造業者が立地していた関係で、裁断縫製技術を習得した人材が数多く存在したことも製革業発展につながった。
終戦直後の昭和20年、兵庫県屑皮加工組合が結成され、革バンドの加工が開始された。さらに業界は時代の変化に対応し、紳士用革手袋、革靴、帽子のアゴ紐等の製造に転換した。
その後、工場での安全確保への意識の高まりに応えるため、主として工業用革手袋を製造するようになった。